“トレンド最前線社長”が教えます!流行の読み方、オープンな空間の作り方【PR TIMES代表取締役・山口拓己さん】
と知るより、現実的にどんな人がどういった使い方をしているのかをこの目で見る方が、自分の中で知見として広がります。「そうか、今はコンテナか、タイニーハウスなのか」と。
——それも、自宅の庭先でカフェを始めるという。
山口さん:そうです。そういった発想の転換、価値観の変化を感じることができた瞬間に喜びを感じます。
——LIMIAユーザーのみなさんも、「記録」ということを意識していただくと、トレンドキャッチが上達するかもしれませんね。
キーワードは、便利さの先の「価値」や「風合い」
——LIMIAにはDIYに長けたユーザーの方がたくさん集まっていて、DIYは世の中的にもブームだと言えると思うのですが、山口さんから見ていかがでしょうか。
山口さん:今のこのDIYブームは、まさに“トレンドの転換点”から巻き起こったものではないでしょうか。
家具、家電などの既製品が機能面や耐久性で進化していくにつれ、存在としては無機質なものになっていったように感じています。その段階を経て、むしろ“風合い”であったり“有機的”なものであったりを好むトレンドがあるのではないかと。
——そういえば、あえて家具に汚れを作ったりして風合いを狙うDIYは人気です。