外壁塗装をリシン仕上げにしたときの特徴とは?メンテナンス時の注意も解説!
リシン仕上げの場合は、どのような注意が必要になってくるのでしょうか?劣化を遅らせる手立てはあるのでしょうか?
【1:リシンの弱点は「汚れ」と「劣化」】
厚ぼったくない繊細な仕上がりが、リシン仕上げの魅力です。しかし薄付きであるために、ひび割れを起こしやすいのも事実です。さらに標準的なリシンは、防カビ性と防藻性は乏しい作りになっています。耐久年数は8年ほどで、これは同種のスタッコ仕上げに比べて短いです。
また、凹凸のある表面は、どうしても汚れが付きやすくなります。特に淡い色の外壁では、汚れが目立ってしまうことになります。
【2:年に1~2回、外壁を掃除しよう!】
新築の家も、時間を経ると汚れてしまいます。汚れは外壁の劣化を早めるので見逃せません。
外壁を年に1~2回掃除することは、劣化の速度を緩めることにつながります。一般の家庭でも可能ですが、無理のない範囲内で行いましょう。安全に行うためポイントを覚えておきましょう。
・手荒れを防ぐため、洗剤を使うときはゴム手袋を着用する
・水を使う場合、室内への水漏れや、隣家への水の飛散に注意する
・転落の可能性があるため、高所作業は無理に行わない
外壁の汚れを落とすときは、あまり強い力でこすると、塗膜をはがしてしまう可能性があります。