外壁塗装の下地処理は絶対に手抜きをしてはいけない!その理由と注意点とは?
ケレンには、表面の汚れやサビ、塗膜を落として塗装面をきれいにするだけでなく、塗料が密着しやすいように敢えて傷を付ける「目粗し」という作業もあります。
ケレンは、塗装面の劣化具合により削り方を変えます。劣化が進んでしまっている場合は、サビや塗膜を除去し、鋼面を露出させます。劣化が軽い場合は、粉化物や付着物を落として活膜を残します。
外壁塗装で下地処理を行う際の注意点
外壁塗装における下地処理も、壁材によって様々な方法があります。自分で塗装することもできますが、足場を組む、高所での作業が発生するといった作業は業者に依頼した方が安全です。万が一、うまくいかなくて途中から業者に依頼することとなった場合、余計な費用がかかる可能性も考えられます。
しかし、外壁の一部のクラックを直したり、塗装のはがれを補修したりする程度であれば、DIYでも十分可能です。
その際は、窓や塗装をしない場所を養生し、塗装面を丁寧に洗浄して古い塗膜を落とすようにしましょう。付着物が残っていると、塗料が剥がれやすくなってしまいます。また、先に述べた方法でクラックを埋めたり、場合によってはケレン作業を行ったりする必要もあります。