ソーラーパネルにも寿命がある!リサイクル方法や費用について知っておこう
ソーラーパネルの大半を占めるのがフロントカバーの「ガラス」や、台として使われている「鉄」などはリサイクルすることができます。一方、金属を接合するための「はんだ付け」には鉛などの有害物質も含まれているため、一般ごみとして出すことはできません。
実は、普及し始めてまだ間もないこともあり、ソーラーパネルの廃棄に関する法律は2017年現在まだ定められていません。ソーラーパネルの寿命が出始める2030年以降には、古くなったソーラーパネルの廃棄の問題が顕在化してくるため、政府は環境省を中心として2020年度までに実施する短期の対策と2021年度以降の中長期の対策について、ソーラーパネルを含む太陽光発電システムの廃棄処理のガイドライン作りを進めています。
ソーラーパネルのリサイクルはどこに頼むべき?
【設置担当業者やメーカーへの依頼が一般的】
ソーラーパネルを処分する際に最も一般的な方法は、設置を担当した業者への廃棄・リサイクル依頼です。設置をする時点では撤去のことまで思い至らないものですが、不具合などで取り換える場合もあります。そのため、撤去の必要が生じた場合の連絡先や費用についても説明を受けておくと安心です。