太陽光発電での売電収入にも確定申告が必要?税金について押さえておこう
パネル自体が屋根の一部として考えられるために課税の対象となります。課税額は調査によって決まりますが、太陽光パネル1㎡あたり約150~200円です。
4kWの太陽光発電設備なら、およそ25㎡ですから、3,750~5,000円くらいの固定資産税がかかる計算になります。一方、家庭用の架台などで屋根に乗せる据え置きタイプのソーラーパネルには固定資産税はかかりません。ただし、産業用サイズの10kW以上だと、据え置きタイプでも固定資産税が加算されます。
太陽光発電で確定申告に必要なのはどんな書類?
【太陽光発電で得た売却益の確定申告の必要書類】
売却益が年間200,000円を越えた場合には、雑所得として確定申告を行いますが、その際に必要なのが以下の5つの書類です。
1:電力会社から届く「購入電力量のお知らせ」、または、売電収入の入金が確認できる預金通帳
2:太陽光発電設備を取得した際の売買契約書と設置業者などからの請求書
3:太陽光発電設備の設置に借入金を利用した場合は、それにかかった金銭消費貸借契約書
4:電力会社との連系工事負担金が発生した場合は、追加変更故契約を結んだ契約書や、それにかかる請求書など
5:ソーラーパネルの直流電力を家庭用の交流電力に変換するための「パワーコンディショナー」