くらし情報『マンションの売却益にも税金はかかる!課税率や特別控除、確定申告の方法を解説』

マンションの売却益にも税金はかかる!課税率や特別控除、確定申告の方法を解説

マンションの売却を検討している人にとって、意外な盲点になっているのが「税金」です。税法上、売却によって得たお金は課税対象とみなされます。このことを忘れていると、思わぬ損失を出しかねませんので、注意しておかなければなりません。ここではマンションの売却益への課税率や、控除を受けられる例、また確定申告の方法をご紹介していきます。

売却益に課される税率は?

目次

・売却益に課される税率は?
・売却益で税額が控除できる例
・確定申告の方法
・まとめ
マンションの売却益にも税金はかかる!課税率や特別控除、確定申告の方法を解説


マンションの売却益は「譲渡所得」とみなされ、ここに「所得税」と「住民税」の2種類の税金が課せられます。

譲渡所得は、マンションの売却益から、購入時に支払った費用(取得費)と、売却にかかった経費(売却費用)を合計した額を引いて算出します。取得費からは、あらかじめ減価償却費を引いておかなければなりません。

また、譲渡取得は売却までの間に、所有者がマンションを所有していた期間に応じて細かく分類され、その区分に応じて所得税や住民税の税額が変動します。
売却時点でマンションを5年より長く保有していた場合は「長期譲渡所得」、5年以下なら「短期譲渡所得」として扱われることになります。

「長期譲渡所得」の場合、所得税は15.315%、住民税は5%という税率が設定されています。

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