〔つくし文具店〕の暮らしに寄り添う文具たち。その魅力とは?
もともとは、現在の店主・萩原修さんのお母さんが、1964年頃に始めたお店でした。
リビングデザインセンターOZONEに勤めていた萩原さんは、会社員時代から住まいとオフィスに使われる家具が別々のものであることに疑問を感じていたそう。文具店を始めたときも、文具が「仕事の道具」と「勉強の道具」と別々のものではなく、ふだんの生活に寄り添う「日常の道具」として機能してほしいという思いがありました。
しかし、1990年に店をたたみ、14年ほど経ってから再スタートしたお店にはなかなか人が集まらなかったのだとか。そこで、つくし文具店でしか買うことができない質のいい文具を作ろうと、オリジナル文具の開発を始めました。
左《つくしえんぴつ(5本入)》972円、右《つくしえんぴつキャップ》1,620円
左側のかわいい紙箱に入った《つくしえんぴつ》と、先ほど紹介した《つくしノート》は、オリジナル文具の中でも初期のものなのだそう。
《つくし定規》1,620円
スタンダードなアイテムを、役割を制限しないクリエイティブなアイテムとしてデザインしたオリジナル文具たち。どの文具もシンプルですが、自分なりに役割を与えられるものや、実際に使ってみたくなるものばかりです♪
井戸端会議をしてもOK!コミュニケーションを楽しもう
ちょっと面白い暮らしの道具が、店内のいたるところにあります
かつて、子どもたちが集まって遊び、大人たちが井戸端会議をする場所だったという〔つくし文具店〕。