【神様と暮らす #5】神棚にお供えする物、お供え後の扱い
月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は神棚にお上げしたお米やお塩など、お供えした物をその後どのように扱えばよいのか解説しましょう。
神様へのお供えに適した物とは?
神棚に毎朝お供えするお米やお塩、お水、お酒……etc.これらには神様の御神霊が宿るとされています。お供え物をお下げし、飲食することで体内に神様のお力をお分けいただけると考えられているのです。
朝にお上げしたお供え物は夜に取り下げますが、そのまま捨てることをせず、ありがたく使用したいものです。では、お供え物した後の神様のお下がりは、どのようにしたらよいのでしょうか。その活用方法の一例を以下に挙げておきます。
●お米
夕方に取り下げて、その日の夕食や翌朝のごはんとして炊いていただきましょう。
●お水
そのまま飲み水としていただくほか、調理に使っても。なかにはお風呂の水に足したり洗顔や手洗いの水として使ったり、玄関に撒く、掃除で水拭きとして使って、部屋のなかのお清めにする人もいます。植木の水やりに使っても○。
●お塩
お水と同じく、煮炊きなど調理に使います。入浴する時に湯船に入れてつかり、厄落としに使うのもおすすめです。