リアルなサビはどう表現する!?ワンランク上のペイント術を覚えよう【〔ターナー〕に教わるペイントレッスン #2】
手前から《ミルクペイントラストメディウム 》 1,280円(税別)、豚毛のブラシ、《ターナーペーパーパレット》
◆サビ加工の道具◆
サビ加工をするために使うのは《ターナーミルクペイントラストメディウム》。レッドブラウンと、ダークブラウンの2色セットで、サビの色を表現します。
ブラシは、サビの質感を出すために、豚毛などの硬くて目の荒いものを選びましょう。色を混ぜたりするので、紙パレットがあると便利です。
ステップ1:レッドブラウンでサビの外側を作る
◆レッドブラウンを少量ブラシにとる◆
【基礎編】と同様に、塗料をよくかき混ぜてからパレットに出します。塗料がつきすぎないように、量を調整しましょう。
◆レッドブラウンで赤サビを表現◆
ブラシの先が垂直になるようにして、サビを表現したい部分にトントンとたたくように塗っていきます。ブリキバケツの場合は、サビが出やすい継ぎ目や金具部分、縁を中心に色をのせていきます。
◆赤サビはサビの外側にくるように◆
ここで、山本さんからのチェックが。赤サビはサビの外側にあり、中心部に黒いサビがくるようにグラデーションを作るので、これでは赤サビの範囲が狭すぎるそう。