【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #4】フランス流の暮らしの知恵は「なんとかなるさ」
と、みんなで残り物を持ち寄る。バカンスを計画したときに、あまり予算がないなら「システムDでいこう!」と、自家用車で節約旅に出る。
どんな状況すら楽しんでみる、というこのフランス人の精神、とっても共感できます。
余ったワインだって、捨てずにジャムに使えば楽しさ2倍!
でも実はこの「システムD」という言葉、実は1940年代のドイツ軍占領下、窮乏生活を強いられる中で生まれた言葉だといいます。工夫して乗り切った不便な生活から生まれた言葉が、今では知恵として生きているのですね。
フランス人のシンプルシックなファッション、意外にDIY好きなところもこんな精神に由来しているのかもしれません。
なんだかちょっと困ったな、ということが出てきたら「システムDでいこう!」と唱えて、楽しく工夫して乗り切ってみませんか?
●如月サラ(きさらぎさら)
エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。
現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。
EDIT THE WORLD
http://www.edittheworld.jp/
▽連載一覧はこちら▽
【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #1】暮らしの中で幸せを見つけるには?
https://limia.jp/idea/150397/?utm_medium=referral&utm_source=rss_woman.excite.co.jp
【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #2】「こんなはずじゃなかった」