DIYの基礎“ネジ”知識を抑えよう!ネジの頭をなめてしまったときの対処法など《ねじキューピー》で話題のネジ屋で聞いてきた
決して安くはありませんが、DIYの上級者の人は是非とも覚えておきたいシロモノですね。
ネジ山ではなく“ネジの頭”
よく、「ネジ山をなめる(潰す)」という言い方を耳にします。でも、実はネジ山って、ギザギザしている部分1つ1つのことを指しているんです。だから、私たちがネジ山と呼んでいる部分は、本当はただの「ネジの頭」なんですね。
さて、そんなネジの頭をなめてしまわないようにするには、穴に合ったドライバーを使用するのが第一です。上の写真は主なネジを太さ順に用意したものですが、(右から6mm,5mm,4mm,3mm,2.6mm,2mm)それぞれに合ったドライバーというのが、右から3番、2番、1番となっています(この種類のことを番手と呼びます)。
ネジの頭を“なめ”ないためには?
6mmのネジは3番、5,4,3mmのネジは2番、2.6,2mmのネジは1番と合うようにできています。合うドライバーを選ぶと、写真のようにネジがドライバーとくっついて、落ちることはありません。また、番数の大きいドライバーから試すと、間違ってネジの頭をなめる心配がなくなります(ネジに対して番数の小さいドライバーならば、ネジは回らず、無理にネジの頭をなめることがないからです)。