DIYの基礎“ネジ”知識を抑えよう!ネジの頭をなめてしまったときの対処法など《ねじキューピー》で話題のネジ屋で聞いてきた
“なめ”てしまったときのマル秘テク
万が一にネジの頭をなめてしまったとしても大丈夫!誰でもできる簡単な対処法があります。写真のように、なめてしまったネジの頭にゴムを被せてから、ドライバーをあてがうというマル秘テクニックです。ちょっとした“なめ”であれば、これでネジが回ってくれます。
ただのプラス穴と思ったら大間違い……
この写真の2つのネジ(とドライバー)の違い、お分かりでしょうか。右のネジの頭をよく見ると、十字穴ではなく米印のように切れ込みが入っています。通称「ポジ」と呼ばれるこのタイプは、ヨーロッパの規定に則ったものです。日本でも〔イケヤ〕の組み立て家具などに使われています。この「ポジ」穴は通常のプラスドライバーでも対応しなくはないのですが、しっかりと噛み合うには専用の「ポジ」ドライバーを要します。写真の右のドライバーをよく見ると、米印のような切れ込みに対応する部分があるのが分かるはずです。
穴の種類は色々あるから楽しい!
こちらは右からワンウェイ、トライウィング、ツーホール、トルクスのピン付き、と呼ばれる穴を持つネジです。これらはイタズラ防止で生まれたネジです。ワンウェイは、マイナスドライバーで閉めることができても、開けることができないような仕組みになっています。