【小さなお店 #7】梅雨支度に。贈りもの探しに。世界中から絵本が集まる、自由な絵本屋さん
きっかけは、アカデミー賞も受賞した同氏の代表作『SKETCHTRAVEL』。「おもしろいことをやっている人がいるなあ」とフランス語版を購入し(当時はまだ日本語版が発売していなかったそう)、のちに自身のラジオ番組で紹介したことから、ご縁がつながったそうです。
そのお隣には、インドの出版社〔タラブックス〕が昨年11月から今年1月まで日本で開催していた企画展「世界を変える美しい本」のポスターと、同出版社の絵本が展示されていました。ここは、時期ごとに内容を変えて展示コーナーのようにしていこうかと考えているのだとか。わたし、〔タラブックス〕のことは、〔yackyackbooks〕で知りました。このコーナーも、新しい出合いをもたらしてくれそう。
撮影の日。帰り際購入したのは、ドイツの作家、ゼバスティアン・メッシェンモーザーによる『空の飛びかた』。昔、実家の屋根下に作られた巣から落ち怪我をしたスズメのひなを、飛べるようになるまで家族で育てたことがあるのですが、ストーリーがその思い出とあまりにも重なるんです。前回お店でパラパラと立ち読みをして思わず涙。その日は違う絵本を買って帰りましたが、やっぱりほしい、今日は買って帰ろうと、じつは到着前から決めていました。