【手づくり女子の基本の“き” #3】クギとビスの違いは?
とも言われます。頭部の形状は丸く、フラットタイプのものが一般的で、ドライバーを差し込むための十字の穴があります。胴部には、らせん状の溝が入っており、先端はやや尖っています。
【ビスの使用方法の特徴】
ビスはドライバーを使って「回しながら締めて」結合させるものです。電動ドライバーを使い、高速でビスを回転させて締結させることで、作業もはやく進みます。
クギとビスの「強み&弱み」
クギとビスには、それぞれ「強み」と「弱み」があります。
●クギ:横からの力に強く、引き抜く力に弱い
●ビス:引き抜く力に強く、横からの力に弱い
らせん状の溝が入っていないクギは、横から強い力がかかっても折れることがありませんが、円筒形なので、引き抜く力に対して抵抗がなく、抜けやすくなってしまいます。一方で、らせん状の溝が入っているビスは、引き抜く力が加わっても抵抗があるため抜けづらいですが、溝があることで横からの強い力には折れやすくなっています。
適材適所で使い分けよう!
このように「クギ」と「ビス」はまったくの別物。特徴を知って、用途によって使い分けることが大切です。
近ごろのDIYでは、電動ドライバーを使ってすばやく作業できるビスがよく使われています。