くらし情報『手仕事のぬくもり。カラフルなお針子道具「加賀のゆびぬき」のこと』

2018年7月19日 21:03

手仕事のぬくもり。カラフルなお針子道具「加賀のゆびぬき」のこと

針山や糸、裁ちばさみなど道具類が詰められた裁縫箱。かつて加賀の女性たちの裁縫箱には、美しい文様を色鮮やかに縫取ったゆびぬきが収められていました。時代の流れによって、一時は姿を消してしまった「加賀のゆびぬき」。自身の祖母や古老に聞き取りをして復活させた女性を訪ね、金沢市へと向かいました。

加賀のゆびぬきを復活させることになったきっかけ

「戦前・戦後には姿を消してしまっていて、資料もなくて大変でした」と語るのは、「加賀ゆびぬきの会」を主宰する、〔加賀てまり毬屋〕の大西由紀子さん。そう、加賀ゆびぬきを復活させた立役者です。

目次

・加賀のゆびぬきを復活させることになったきっかけ
・思いがけず、ゆびぬきの制作が難航した理由
・難易度が高そう?でも意外とシンプルなんです
・お裁縫以外にも、装飾品としてアレンジ
手仕事のぬくもり。カラフルなお針子道具「加賀のゆびぬき」のこと


もともとは加賀友禅を仕立てるお針子さんたちが、残った糸をため、はぎれでお正月休みに作ったものがはじまりだといわれています。厚紙の芯を布で包み、真綿で巻いた台に色とりどりの絹糸をかがって、まるで万華鏡のような綾模様を作り出す加賀のゆびぬき。友禅のようななめらかな上質の着物の針仕事には、このゆびぬきを使わないと生地を傷めてしまうといった細やかな配慮もあったといいます。お裁縫の上達を願い、雛祭りには母親が雛壇にゆびぬきを飾ることもありました。

手仕事のぬくもり。カラフルなお針子道具「加賀のゆびぬき」のこと


大西さんがゆびぬきを作ろうと思い立ったのは、大学時代のこと。

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