綿花から育て、紡ぐコットンクリエイターの自宅アトリエ【我が家の暮らし #7】
と尋ねてみました。すると桑名さんからこんな答えが返ってきました。
「日常の延長というか、家のことをしながら隙間の時間で、家族をどこかに感じながら作業をするのが自分には合っているのだと思います」と。
桑名さんは以前に生死をさまようほどの大きなケガをしたことがあり、そのときを境に、自分のなかで大切にすべきことの優先順位が大きく変わったのだそうです。工房を構え、もっと大きく仕事をしたいという想いがないわけではないけれど、桑名さんにとっていちばん大切なのは“家族”。
「家の人たちには『ミシンがじゃまだ』って言われていますけどね」と微笑みながら糸を紡ぐ桑名さんの視線の先には、リビングで思い思いにくつろいでいる家族の姿がありました。
綿工房Sentoko
http://sentoko.web.fc2.com/
●取材協力綿工房Sentoko
●写真・文忍章子
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