【専門家監修】屋根のリフォームの費用相場は?リフォーム内容やタミングもご紹介!
これを全く異なる素材で新調する方法もありますが、建物のテイストをそのまま継承する意味から、同じく瓦で葺き替えることも正しい選択の一つです。
瓦の特徴はその防水性にも代表されるのですが、良い製品を選べば耐久性は50年~100年を見ても大丈夫です。費用は和瓦から軽量セメント瓦への葺き替え費用を例にとりますと、30坪でおおよそ60万円〜70万円でしょう。
また、瓦ではなく軽量のスレートから同じような素材へのリフォームであれば、40万円~50万円くらいだと思います。
屋根リフォームの種類3新たな素材での葺き替え
釘が抜け落ちたりなどの状況がみられる場合は、表面的な塗装では対処できないので根本的な対応として葺き替えをするべきです。問題となるのはその材料ですが、耐久性が50年と長く極めて軽い素材であるガルバリウム鋼板がおすすめです。錆にも強いという特徴があるのですが、衝撃に少し弱いというデメリットもあります。施工に慣れた業者を探しましょう。
ただ、ガルバリウムは瓦の六分の一という超軽量の素材なので、地震に対してはとても威力を発揮する屋根素材と言えるでしょう。瓦のような重い屋根と比較すると、圧倒的に有利な素材がガルバリウム鋼板なのです。