アプリで作る理想の住まい。VUILD、デジタル家づくりプラットフォーム「Nesting β 」を開発
多くの方にとってこれまでの住まいは、自分や家族が出せる予算の範囲内で、立地と間取りを選び、金銭資産の蓄積によって豊かさを手に入れる暮らしが当たり前でした。
これからの住まいは、自分や誰かと共に過ごす空間を持つ余白を持ち、自分たちなりの豊かさを生み出すプロセスを楽しむことが豊かな住まい方を作り出す鍵になると我々は考えます。
皆でオープンキッチンで料理したり、縁側の下でものづくりをするスペースを、自分たちの楽しみ方から構想し、デザインすることで、自分の力で豊かさを稼ぎ出し、それを誰かに分け与えることで仲間と過ごす時間を育んでいくという住まい方が、ポスト資本主義を切り開く私たちが目指したいライフスタイルです。
そのライフスタイルを目指していく一歩目として、Nestingβによる家づくりのプロジェクトとして、北海道弟子屈町にて1棟目となるプロトタイプを9月末に竣工、その後シェアビレッジ株式会社と協業し秋田県五城目町にてコーポラティブヴィレッジ(5棟同時建設)を建築、個人宅から集落までの実践を行います。
また並行して、家の設計アプリを実装し、10月に正式リリースを予定しています。
VUILDとBIOTOPEはこれらのトライアルを経て、ポスト資本主義の理想の住まい方を実現するプラットフォームを構築していきます。