「洗濯のり」ってどんな時に使って、どのように使うの?知っていると得する洗濯のりのメリットを調べてみました
のりで繊維がコーティングされるので、次の洗濯の時に汚れがのりと一緒に流れていくという仕組みです。また、繊維の糸が締まることによって通気性が良くなるという利点も。浴衣や夏服のシャツをのり付けすることには、形をキープする以外にそんな理由もあるのです。アイロンがけが楽になるのも、洗濯のりの効果といえます。シワがのびやすく形も作りやすくなるので、洗濯のりを効果的に使って仕上げると気持ちよく、そしてキッチリと見せることができます。パリッとさせるためだけに洗濯のりを使うと思いがちですが、実は柔軟剤と併用することができます。こうすることで、柔らかさを出しつつ、ハリを出して型崩れを防ぐことができるのです。この方法はクリーニング店でも使われる場合があり、ポロシャツやジーンズなどに応用することができます。
■洗濯のりの使い方普通に洗濯をしたあと、洗濯槽の中や洗面器などでのりを混ぜた水につけ込み、軽く脱水して干します。そして仕上げにアイロンをかけます。洗濯槽でつけ込んだ場合は、使用後に再び水を入れて洗い流したほうがよいです。ワイシャツを1~2枚というだけなら、洗面器やバケツを使うのがお手軽。のりの濃さはもちろん、つけ込む時間によっても固さが変わります。