愛車を「盗難」「車上荒らし」から守ろう!知っておきたい傾向と対策とは?
愛車が盗まれるかも?!車両盗難の手口を知ろう
車両盗難は、無施錠などによって車の鍵を挿した状態で盗まれる「キーつき盗難」と、鍵を抜いて施錠した状態で盗まれる「キーなし盗難」に分けられます。盗難の被害に遭う車のうち半数以上が「キーなし盗難」とされており、その被害件数は年々増加傾向にあります。犯行はグループで行われていることが多く、盗難の計画から実行、盗難後の車体修理や改造、転売まで多くの段階を踏んでいます。盗難車はナンバープレートを替えたり、車体番号や車検証を偽造したりして国内で転売されることも多いようですが、海外への不正輸出も増えています。では、キーなし盗難には具体的にどのような手口が見られるのでしょうか?以下で詳しく見てみましょう。【手口その1】持ち逃げクレーン車やレッカー車などで狙った車を吊り上げ、移動するという非常に大胆な手口です。この手口は、防犯装置が備わった車に使用されるケースが多くなっています。【手口その2】ピッキングドアのキーシリンダーに金属でできた特殊なヘラのようなものを2本差し込み、開錠する手口です。
さらに特殊な工具を使えばエンジンを作動させることもできるので、車の鍵が無くても持ち去ることが可能です。