【直撃インタビュー】スリムな掃除機が多い東芝。使いやすいその理由とは?
これに対してサイクロン式クリーナーは、吸い込んだゴミを遠心力で分離してから排気する仕組みです。紙パック式と比べると、吸引力が持続することがサイクロン式の特徴ですが、最終的には微細なゴミがフィルターに詰まってしまい、吸引力が落ちていきます。それを解消するのが、トルネオシリーズに搭載された当社独自の集塵機構『バーティカルトルネードシステム』です。排気フィルターが目詰まりしにくく、ダストカップにゴミが溜まっても、ゴミすてラインまでしっかり吸引力が持続します」トルネオシリーズの両機種に使われている、東芝独自の集塵機構「バーティカルトルネードシステム」は、2段構えで遠心分離を行うという仕組みです。まず、1つめのサイクロン。強い吸引力で吸い込んだゴミを、遠心分離方式で空気と大きなゴミに分解・圧縮します。ここで分解しきれなかった細かなチリや花粉などは、2つめのサイクロンである、ミクロトルネード分離部で除去されるので、排気がきれいになります。この仕組みのおかげで、目詰まりしやすかったサイクロン部のフィルターが必要なくなりました。
サイクロン部にフィルターがないことで、吸引力がなんと99%以上持続します。ゴミがダストカップに溜まってきても、ゴミすてラインまで強い吸引力で掃除を続けることが可能となりました。