日照時間の少ない北欧の人々は、少しでも晴れ間があると、意識的に日光浴をするそうです。起きたらすぐにカーテンを開けて、活動開始!さらに熱めのシャワーを浴びれば、目覚めもスッキリ。少し早起きして散歩するのもいいですね。
<タンパク質を意識的に摂取する>
セロトニンは、タンパク質を構成する必須アミノ酸の1つ、「トリプトファン」から作られます。冬の定番メニューである鍋料理なら、肉・魚・豆腐(大豆製品)と、複数のタンパク質をまとめてたくさん摂れるのでオススメです。おやつにナッツ類を食べたり、寝る前にハチミツ入りのホットミルクを飲むのも◎。
<リズム運動を取り入れる>
セロトニンの分泌には体を動かすことも有効です。とくに効果的なのは、一定の動きを繰り返す「リズム運動」。
ジョギング、ウォーキング、水泳などのほか、時間がなければ踏み台昇降でもOKです。単調でつまらないと感じるなら、ゆったりとした動きの多いフラダンスを取り入れてみて。
これらの対策は冬季うつの予防・改善だけでなく、美容や健康にもいいとされることばかり。習慣にできれば、1年中元気に過ごせそうですね。
<文/島田彩子>