くらし情報『郵便物222通を海に投棄した男性を逮捕…果たしてどんな罰則が?』

2017年1月25日 23:06

郵便物222通を海に投棄した男性を逮捕…果たしてどんな罰則が?

簡単に言えば、普通の郵便物は、郵便事故があって損害が発生しても泣き寝入りするしかないと言うことです。

1)郵便物(手紙)で書留または代金引換としないもの

2)郵便物(はがき)で書留としないもの

3)レターパック

4)ゆうメールで書留または代金引換としないもの

5)ゆうパケット

大切なものを郵送するときは必ず書留郵便にしましょう。

書留郵便にした場合、差し出す時に申し出た金額が最高額となります。例えば、10万円を現金書留にした場合、それが紛失すれば10万円を限度に賠償されます。金額を申し出ないと、10万円が限度額となります。

このように郵便事業者の責任が制限されているのは、低廉な価格で郵便事業が出来るようにするための政策です。高額な賠償責任を負わせると、今のような低価格で全国一律に配達できる郵便事業は成り立ちません。 

*著者:弁護士 星正秀(星法律事務所。
離婚、相続などの家事事件や不動産、貸金などの一般的な民事事件を中心に、刑事事件や会社の顧問などもこなす。)

【画像】イメージです

*Nature / PIXTA(ピクスタ)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.