慰謝料の増額も期待できる?交通事故後の交渉を弁護士に任せるメリット4選
そんなとき、活用してもらいたいのが交通事故に強い弁護士の力。「費用がかさむのでは」と心配はあるかもしれませんが、専門家の力を借りることには様々なメリットがあります。
■弁護士に任せるメリット4選
具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。順番に見ていきましょう。
①慰謝料の増額が見込める
交通事故の補償を求める場面では、上記の通り、加害者(加害者契約保険会社)と人身損害については治療費、休業損害、入通院慰謝料(後遺障害がある場合は逸失利益、後遺障害慰謝料)などの損害について、物的損害については車両修理費、代車費用などの損害についてそれぞれ補償範囲を協議・交渉することになります。また、この協議・交渉の過程で、事故態様に基づく当事者双方の過失割合についても協議することになります。
このような交渉では、加害者側からは、当然、加害者に有利な事実認識に基づく主張が行われますので、相手の、『言いなり』に話を進めてしまうと、本来受けられるはずの補償が受けられなくなるという不利益を受けることも往々にしてあります。知識や経験の乏しい被害者本人に代わり、交渉に強く法律に精通した弁護士が保険会社と話し合うことで、このような不利益を回避し、慰謝料の増額が期待できます。