慰謝料の増額も期待できる?交通事故後の交渉を弁護士に任せるメリット4選
②主張するべきことをしっかり主張できる
上記の通り、加害者(加害者契約保険会社)は、交渉を加害者側に有利となるよう進めるのが通常ですので、加害者側に有利な事実認識や法律的評価を主張してくるのが通常です。これに対して知識・経験の乏しい被害者本人が的確な反論を行っていくのは、かなり難しいものです。
仮に相手主張を前提とした示談が成立したあとに、第三者から「それは安すぎる」と指摘されても、示談を撤回したり、取り消すことはできませんので後の祭りになってしまいます。事故の判例に詳しい弁護士に依頼することで、被害者として主張すべきことを漏れなく主張してもらうことが可能となります。結果、不当に安い示談金で処理されてしまうということを回避できるのです。
③妥協せず交渉ことができる
保険会社との交渉を被害者本人が行うことは、上記の通り相当の困難が伴うものであり、「嫌になること」も多いもの。このような交渉に精神的に疲れてしまい、「もういいか…」とあきらめ・妥協したくなることもよくある話かもしれません。
弁護士に交渉を依頼すれば、被害者本人は矢面に立つ必要が一切なくなり、自身の味方である弁護士との連絡だけで済むようになります。