くらし情報『イジメを理由に修学旅行を拒む娘…参加しなければならないの?』

イジメを理由に修学旅行を拒む娘…参加しなければならないの?

ですが、かといって学校側は、生徒側がどうしても行きたくないと考えている場合にまで、無理やり修学旅行に連れ出すことはできません。しかも、理由がイジメなのであれば、立派な犯罪や不法行為を構成するものですから、なおさらです。

学校側に対し、修学旅行に行きたくないと考えている合理的理由を提示し、正式な見解を示すよう、働きかける作業が必要となります。そのうえであれば、公欠扱いとすることを求めることも十分合理的でしょう」

再度働きかけが必要か

修学旅行は基本的に出ることが望ましいものではありますが、理由がイジメの場合は「不参加」の合理的理由となり得るようです。再度学校側に理解を求め、それでも対応が変わらない場合は、弁護士に相談してみるのも1つの手段でしょう。

*取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。
今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)

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