【実録|弁護士は見た!】強引な取り立てをする暴力団関係者を説得した事件
その後も電話で何度も同じ話をし続けました。
最終的には相手方も根負けしたようで、「どうせ支払えないだろうが、お金が入ったら連絡して欲しい」とだけ伝言を残し、それ以降の取り立てはストップいたしました。
いわゆる消費者金融などと異なり、個人的な借り入れはハードルが低いこともありますが、相手方の属性によっては、借入額を大きく超えるような金額の請求を受けたり、取り立てが厳しかったりと、トラブルになることも多くございます。
業務としては、債務整理に該当するわけですが、相手方の属性によっては、不当要求に対するブロックが業務の中心になることもあります。
借りたものはお返しするのが原則にはなりますが、激しい取立てを受け、無理な弁済を強要されるような状況にあるときは、警察及び弁護士にお気軽にご相談ください。
*執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)
*画像はイメージです(pixta)
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