婚活FPが伝授!結婚前後のお金の管理方法と話し合うべきポイント!
こんにちは、婚活FP山本です。独身女性の中には意外に感じる方もいますが、たとえ夫婦であっても「話し合いにくい事」がいくつかあり、筆頭には「お金のこと」が挙げられます。
一見、話し合って決めたつもりでも、言い出せなかったり心変わりしたりで、お金に関するトラブルは後を絶たないのが実情です。
そこで今回は、婚活FPである筆者が結婚前後のお金の管理方法と話し合うべきポイントをお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
なぜ結婚したらお金の管理が大切?
まずはお金管理の重要性について統計をもとにお伝えします。総務省統計局の平成30年「家計調査」によると、一般的な定年直後である世帯主60~64歳の世帯の平均貯金額は、約23%が2000万円以下、約12%は1000万円以下です。また1割は100万円以下となっています。
最終的に定年時にいくらの貯金があれば大丈夫かは各家庭の生活水準や願望で左右されますが、仮に年100万円取り崩すと仮定すれば今は人生100年時代ですから、この頃には4000万円以上必要です。しかし4000万円を超える世帯は、わずか18%に留まっています。
定年を迎えてから貯金が無くなり、乏しい年金や労働収入の範囲での生活を強いられる……つまり老後破産です。