2018年12月21日 20:00
婚活FPが伝授!結婚前後のお金の管理方法と話し合うべきポイント!
を、目的意識を通して理解することといえます。すでに触れた通り、最終的には「老後のため」、そして目先なら「教育費のため」です。
ちなみに目的意識は、夫婦どちらかの年収が高いほどに安心感から気が緩み、ついつい忘れてしまう部分といえます。自分たちは年収が高いから少しくらい大丈夫……。そうやって一度でも生活水準が上がれば下げるのが困難になり、それだけ目的達成が遠のく訳です。
またこの点は、夫婦どちらか一方でも忘れてしまったら簡単には取り返しがつきません。これを防止するために、夫婦で互いに監視しあうために、口座を公開して常に家計簿を共有して「共通の目的意識」を忘れない工夫をしていくことが重要になります。
何となく必要なら絶対貯まらない!
最近では方々で「貯金したいのにできない」と嘆く声を聞きますが、貯金したいだけなら「しなくても問題ない」という意識を生みます。
「貯金しなければ〇〇で困る」という強めの危機感こそが、貯金には大切です。どうしても貯金は、節約という苦痛をともないますからね。
ただし、そんな目的意識や危機感は、長く持ち続けるのは意外に難しいものかもしれません。だからこそ、あなたなりに工夫して、そういう意識を長持ちさせられるようにしましょう。