くらし情報『がん保険は何歳から加入したらいいのか、統計データをもとに考えてみました。』

2019年1月8日 20:00

がん保険は何歳から加入したらいいのか、統計データをもとに考えてみました。

まず年齢の推移によるがん罹患率の変化を確認してみましょう。下のグラフは国立がん研究センター「がん登録・統計」にて掲載されている統計情報で、全てのがんに対する年齢別の罹患率(2014年)が線グラフで表示されています。

最新がん統計より転載


グラフをご覧いただいた通り、男女ともに50歳代くらいから罹患率が増加し、高齢になるほど罹患率は高くなっていくことがわかります。

特徴的なのは、30歳代後半から40歳代にかけては、女性の方が男性より罹患率がやや高くなっていることです。

逆に60歳代以降になりますと、男性の方が女性より顕著に罹患率が高くなっていきます。

生涯でがんに罹患する確率はどれくらい?
次の統計情報をご紹介しましょう。下の表は、がんの累積罹患リスクというもので、ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率を表したものです。生涯でがんに罹患する確率と言い換えることができます。

がん保険は何歳から加入したらいいのか、統計データをもとに考えてみました。


上の表からどのようなことが読み取れるか確認していきましょう。

まず、生涯でがんに罹患する確率は、男性62%(2人に1人)、女性47%(2人に1人)ということです。

最初の線グラフでは、30歳代や40歳代であれば、がんの罹患率は高くないから安心と思われた方もいらっしゃると思います。

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