毎月の生活費は平均いくら?独身から4人家族まで調査してみました
また、家計調査によると、4人世帯(勤労者世帯)の月の消費支出の平均値は、332,533円(世帯主平均年齢:45.8歳、持ち家率:81.9%)となっています。
平均値はあくまで参考に
上記①〜④と比べて、同じ家族構成で平均値を上回っているようであれば、お金を使いすぎている可能性があります。
ただし、上記の数字は平均値。世帯主年齢が高く、比較的収入の多い世帯のデータも含まれています。そのため全体の平均よりも収入の低い世帯であれば、生活費は平均値より低く抑えるべきといえます。
【参考】1世帯当たり1か月間の収入/世帯人員別・勤労者世帯(総務省2018年(平成29年)家計調査)
大切なのは実際の収入の中でうまくやりくりし、しっかりと貯金できているかどうか。平均値はあくまで参考として捉えてください。
生活費を下げる家計見直しのポイント
平均に比べ生活費にお金を使いすぎていると感じた方は、以下のポイントを中心に、すぐに家計の見直しにとりかかりましょう。平均を下回っていたという方も、見直す余地が残っていれば見直しを行い、貯蓄に回せるお金をさらに増やしていきましょう。
固定費→変動費の順番で見直し、生活水準をいきなり落とさない
節約というと、食費を削ったり、電気をこまめに消したり、外食やレジャーを控えたりといった、変動費を削るイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。