2019年4月12日 15:04
【図解】投資信託の利回りの誤解。30%越えを狙うのは大間違い!
毎月分配型などの利回りの高い投資信託では、債券主体であることが多いです。しかし、債券主体では、一般的に株式よりもローリスクです。そのため、長期間投資を行っても、思うようなリターンがついてこない可能性があります。
株式主体の投資信託を保有しても、将来的なリターン(または利回り)がいくらになるかはわかりません。ただ、お金の増やし方においては、できるだけ大きく増える場所に「お金を置く」のが合理的だと考えられます。
投資信託って利回りランキング以外の、運用成績ランキング上位を買えばいいですよね?
残念ながら、去年運用成績の良かったファンドが、「将来も運用成績が良い」という相関性はありません。
大げさなことを言うと、去年運用成績が一位だったファンドが良い、ということがお金の世界ではありません。
また反対に、去年運用成績が悪かったファンドが、今年も悪い、ということも言えません。
そして、誠に残念ですが、今年運用成績が良いファンドを事前に見つける方法は誰にもわかりません。
つまり、過去のランキングや成績は将来を判断するうえで材料にならないのです。
私たちができるのは、手数料の安いファンドを選んで保有することくらいです。