2019年5月11日 11:17
楽天損害保険会社(楽天損保)の自動車保険にはどのような特徴があるのかFPが徹底検証
なお、ベーシックプランは、車両保険がない場合、セレクトプランおよび充実プランは、車両保険がある場合となります。
筆者個人の情報も含まれるため、公開できる範囲内での大まかなシミュレーション条件は、以下の通りです。
- ゴールド免許
- 20等級
- 使用目的=業務用
- 運転者限定=本人および配偶者
- 運転者年齢条件=35歳以上補償(最も有利になるように設定)
- 車両保険=あり
- 特約=自動車事故弁護士費用等補償特約のみ付加
比較検証結果と考察
比較検証の結果、6年間の長期契約を行い、かつ、6年分の保険料を一括前払いで行ったとしても、現在負担している自動車保険料よりも多くの自動車保険料を負担しなければならないことがわかり、結果として、筆者の場合は、不利になることがわかりました。
この検証結果から考えられる考察として主だったものは、次項の通りです。
インターネット割引が無い
ダイレクト型自動車保険には、インターネット割引が設けられている一方、楽天損保の自動車保険ASAPには、インターネット割引が無いため、この割引の有無による保険料の違いは大きいと考えられます。
走行距離を設定することによる保険料のリスク細分化が無い
自動車保険は、使用目的と走行距離を設定することによって、リスク細分化が図られ、これによって負担するべき自動車保険料を低くすることができます。