債務整理の費用はどれくらい?弁護士の平均金額や内訳を解説!
最初に払った着手金は、原則として戻ってくることはありません。任意整理の場合、着手金は債権者ごとに一定の額がかかるのが一般的です。
報酬金
報酬金は「成功報酬」と呼ばれるもので、事件の成功の度合いに応じて発生する費用です。任意整理の報酬金には、次のようなものがあります。
解決報酬金
債権者1社ごとに一定額がかかるものです。
減額報酬金
減額または免除になった借金の額に対して、一定の割合がかかるものです。
過払い金報酬金
回収した過払い金の金額をもとに算出される報酬金です。
実費
事件処理のためにかかった実費も請求されます。
任意整理の場合には、裁判所での手続きが不要なので、かかる実費はそれほど多くはありません。
債権者との交渉も電話や書類で行われますので、請求されるとすれば、通信費程度になります。
債務整理(任意整理)でかかる弁護士費用の平均的な金額
弁護士費用には統一された基準はなく、依頼する事務所によってかかる費用の内訳や金額は違います。しかし、債務整理(任意整理)については、報酬規制があるため、通常は規制に従った料金設定になっています。
債務整理(任意整理)の弁護士費用の規制
任意整理でかかる弁護士費用のうち、報酬金については日本弁護士連合会(日弁連)