自己破産手続きの流れを解説!申立から免責許可決定までの手順
契約後はいよいよ自己破産の手続きを進めていくことになりますが、自己破産は書類1枚でできるわけではありません。
いくつもの工程を経て、晴れて借金がチャラにな流のです。
自己破産はどのような手順で進められるのか解説していきます。
なお、自己破産には破産手続開始決定と同時に自己破産手続きが終了する「同時廃止」という方法と、裁判所が選任した破産管財人が財産の管理と処分を行う「管財事件」という2つの方法があります。
あまり財産のない個人が自己破産を行う場合には同時廃止になるので、ここからは同時廃止の手続きの流れをご紹介していきます。
弁護士と面談し債務整理の仕方を決定する弁護士が書類の収集と書類の作成裁判所に自己破産の申し立て裁判所との2回の面談破産手続開始決定免責許可決定①弁護士と面談し債務整理の仕方を決定する
無料相談会などで依頼する弁護士が決まったら、弁護士事務所へ訪問して債務整理の方法について検討することになります。
債務整理には以下の方法があります。
債務者によっては任意整理で借金の減額に応じてくれる場合もありますし、もしかしたら過払金の返還だけで借金の多くを返済できる場合もあります。