iDeCoの元本保証型はおすすめ?メリット・デメリットをFPが解説!
すなわち3600年で元本が2倍になる可能性がある、という計算です(コスト無視)。
資産形成においては、お世辞にも有利な利率とは言えません。
ちなみに仮に株式主体の投資信託(元本変動型)の期待リターンが5%の場合、
となり、およそ15年で元本が2倍になる可能性が計算上はあります(コスト無視)。
元本保証型では増えないので、老後の資産形成には不向きな一面がある。iDeCo元本保証商品は節税にもなっておすすめ?
もちろん元本保証型の商品でも節税効果はあります。
- 運用益非課税
- 掛け金が全額所得控除
- 受取るときも税制優遇される
銀行預金の場合、運用益非課税と所得控除がありません。
例えば銀行預金では、増えた利子に対して20.315%の税金がかかります。
それがiDeCoだと非課税になります。
また、銀行預金にいくら預けても税金が返ってきませんが、iDeCoに掛け金を出すと所得がある人の場合は所得税が戻ってきます。
多い人では年数万円、四十年間では百万円以上(状況による)にもなります。
iDeCoの元本保証型は全体でどのくらいの割合を占めているの?
日本経済新聞の報道によりますと、「2019年3月時点でiDeCo全体の資産において元本保証型の割合は6割を超える」