iDeCoの元本保証型はおすすめ?メリット・デメリットをFPが解説!
しやすい可能性がある
運用商品の節税メリットを最大限に生かすなら、投資信託(元本変動型)を考慮する少し詳しく見てみましょう。
元本保証商品自体の手数料はないが、iDeCoの手数料がかかるので、長期的に見ると目減りする?
iDeCoではどんなに安くとも積み立てをしていると167円以上の手数料がかかります。
ということは、元本保証型の金融商品を選択している場合、毎月換算の利子が167円以上(年間では2004円)ないと、実質的に目減りをしてしまう、ということです。マイナスになるのであれば、元本保証商品としては残念な一面です。
先のSBI証券の元本保証型商品の「あおぞらDC定期(1年)」では利率が0.02%でした。
【問題】元本がいくらあったら、年2000円の利子がつくか?
それでは利率0.02%の場合で、元本がいくらあると、手数料分を相殺できるのでしょうか?
答えはおよそ一千万円です。
つまり、現状の低金利ではiDeCoの元本保証商品では実質的に損をしていってしまいます。
【問題】解約のたびに手数料432円がかかると、実質もっと損なのでは?
そして、iDeCoでは原則として60歳以降にお金を引き出せることになります。