iDeCoの元本保証型はおすすめ?メリット・デメリットをFPが解説!
このとき無料では引き出せません。「毎回432円」がかかります。
iDeCoでは年金形式として5年~20年などの期間を自分で決めて、年に何回かに分けて受け取ることもできます。
もちろん、一括で受け取ることもできます。
そのため、元本保証商品を選んだ人によっては、さらに実質的に目減り(マイナスになる)をする可能性があります。
でも手数料なんて少額だし、税金の控除があるからオッケーじゃない?
確かにiDeCoでは掛け金の所得控除があります。
そのため収入を得ている人の場合、税金が返ってきます。
これにより、元本保証型商品であっても手数料分を上回るメリットが得られる可能性があります。
しかし、それでいいのでしょうか。
iDeCo元本保証商品の落とし穴インフレリスク
インフレリスクとは、簡単に言うと「物価が上がった時に、預貯金は増えていないから、実質目減りしてて損だよね」というリスクです。
例えば、百円で買えたハンバーガーが二百円に値上がりすると、百円の価値は半分になってしまう、というものです。iDeCoの元本保証商品の場合、積極的に増えていかないのでこのインフレリスクが考えられます。