2019年11月14日 20:00
【確定申告】初めてでも安心!《個人事業主向け》申告の流れをFPが徹底解説
確定申告書Bそれぞれ複数枚ありますが、簡単にいえば所得税青色申告決算書(または収支内訳書)で「事業のこと」を申告し、確定申告書Bで「個人のこと」を申告します。
また前者には「勘定科目などの簿記知識」、後者には「各控除などの税金知識」がそれぞれ最低限必要かもしれません。
どちらか一方ではなく両方を提出してこそ確定申告ですから、なるべく漏れのないようがんばって書いてみましょう。
青色申告承認申請書は出した?
税務署に「青色申告承認申請書」を提出することで、あなたも青色申告することができます。提出していなければ白色申告です。簡単にいえば、青色申告のほうが少し細かい申告が必要になる代わりに一定の特典を受けられます。具体的には、以下の通りです。
- 青色申告特別控除:65万円控除
- 赤字の繰り越し:3年間、利益と相殺できる
- 青色専従者給与:家族への給料も経費にできる(一定の届出書が必要)
状況にもよりますが、基本的には青色申告のほうが得になります。
上記の書類を提出していないのなら、ぜひ提出を検討しましょう。
確定申告に必要なものを揃えよう!
今度は、確定申告に必要なものをお伝えします。確定申告は先ほどの2種類の書類を提出するわけですが、その時に必要に応じて一定の書類添付が必要です。