2019年11月30日 20:00
【確定申告】副業している会社員必見!申告が必要な場合の手続き&注意点をFPが解説
「確定申告書等作成コーナー」を使うと簡単
収入と経費を把握したら、次は実際に確定申告書へ内容を記入します。普段から会計ソフトなどで収支管理をしていない方の場合は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使うと簡単です。
説明や解説も色々と載っていますから、それに沿って入力していきましょう。
ちなみに確定申告では、アルバイトなどの給与所得を除いて、大きく以下の2つを計算・算出していきます。
- 雑所得や事業所得などの所得額について
- 実際の所得税額について
なお、副業もアルバイトで給与所得なら、本業である会社からの給与所得と合算することになります。
また所得税額を計算する際には、所得から「14種類ある税金計算上の経費(所得控除)」を差し引く流れです。どの所得控除が使えるかは個人差がありますが、使えるなら使っておきましょう。
源泉徴収票や各種証明書も忘れず添付しよう
所得税額を計算する際に見た源泉徴収票や各種証明書は、基本的に書類に添付して申告することになります。
一方の雑所得や事業所得などを計算する時に使った帳簿や領収書などは、添付する必要はありません。ただし、5~7年の保存義務がありますから、ちゃんと保管しておきましょう。