【社会保険の種類まとめ】それぞれの特徴・違いをFPがわかりやすく解説!
会社の代表者・個人事業主はどちらも雇用保険に加入できません。役員の場合は、労働者性があれば、雇用保険に加入できることもあります。
協会?組合?国保組合?違いを確認
社会保険の5分野の中で、特にたくさんの制度に分かれているのが医療保険です。その医療保険を実施している組織には、とても名前の似通ったものがあります。
- 全国健康保険協会
- 健康保険組合
- 国民健康保険(都道府県)
- 国民健康保険組合
「健康保険組合」と「国民健康保険組合」は名前はよく似ていますが、全く違う制度です。混同しがちな両者について、違いを押さえておきましょう。
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1.雇われている人の保険「協会けんぽ」「健保組合」
会社員など雇われて働く人を対象にした健康保険。健康保険の事業を行っている組織は、大きく2つに分けられます。
全国で幅広く事業をする「協会けんぽ」
全国健康保険協会は「協会けんぽ」とも呼ばれます。健康保険が適用になる会社のうち”健康保険組合がない会社”が対象です。中小企業など、社員が1人の会社でも加入することができます。
厚生労働省の「平成29年度健康保険・船員保険事業状況報告」