2020年3月9日 14:00
がん保険の一時金(診断給付金)は必要?金額の目安&使い道をFPが解説
医療保険などに付いていれば十分ですが、基本的には必要な保障です。
掛金も安いため、付けるか付けないかを検討するまでもないでしょう。もし、自分にとって有効な治療なのにお金が払えないために諦めざるを得ない、そんなことにはならないようにしたいものです。
通院給付金はできればほしい
通常、医療保険の通院給付金は「入院後の通院のみ保障」です。これに対し、がん保険の場合、入院後に限らず通院のみで保障される通院給付金も多いです。
このタイプであれば、掛金があまり高くならなければ付けて損はないと思います。抗がん剤や放射線の治療は通院で行われることが多いためです。
保険料払込免除もあったほうがいい
がん保険の払込免除特約は、「診断確定で、以降の保険料の払込を免除する」というもので、上皮内新生物は対象外の場合が多いです。
がんにかかったら給付金があるとはいえ、掛金を払い続けることが困難な場合もあるでしょう。
終身払いで、掛金があまり高額でない場合は付けておきたい特約です。
費用対効果の高い保障を組み合わせる
以上、診断給付金を中心にがん保険の有効な保障をご紹介しました。一時金は医療目的だけなら100万円、生活費にも充てたい場合は200万円などと考えていきます。