くらし情報『がん保険はもったいない?加入の必要性&見直しのポイントをFPが解説!』

がん保険はもったいない?加入の必要性&見直しのポイントをFPが解説!

病院にもベッドの数に限りがあります。他にも入院を必要とする患者さんは多いので回転率を上げていかなければなりません。

一旦は入院で手術等を行った後に、予後の経過として観察するか、予防の観点から抗がん剤、放射線治療などに移行する事が多いようです。

このため毎月の通院が発生する事になり、いくら高額療養費が適用されるとは言え、1年間で通算して計算してみても、区分ウに該当する方でも約65万円は掛かる計算になります。計算式は次の通りです。

  • 80,100円×3カ月=240,300円
  • 多数該当44,000円×9カ月=396,000円
  • 240,300+396,000=636,300円(80,100円は最低負担額として計算しています)
また通院治療も長く見積もっても5年間は継続すると考えるならば、300万円近くの治療費を見ておく必要が出てきます。

もちろんがんの程度や経過にもよりますので、早期に抗がん剤の投与が終われば問題は無いのかもしれません。しかしこの点を家計や貯蓄から捻出するのかと考えると大きな出費である事に変わりはありません。


その他にこんな所にも弊害が
がんに罹ってしまった場合、仕事はどうなるでしょう。

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