2020年6月15日 20:00
民間介護保険の仕組みとは?制度の内容・加入条件をFPが徹底解説!
預貯金やほかの生命保険商品で十分な備えをお持ちの方は、それらに掛け捨ての介護保障を上乗せをするイメージで加入を検討してもよいでしょう。
民間介護保険の加入条件
民間の介護保険に関しては、加入条件は特にほかの生命保険と変わりがありません。既往症がなく、加入時にありのままを告知し、保険会社所定の加入条件を満たしていれば、介護保険に加入できます。
ただし、すでに介護状態である場合や、認知症であるなど、そもそも加入できない場合もあります。
民間介護保険・加入のピーク
公益財団法人・生命保険文化センターの取りまとめたデータによると、介護保険(特約も含む)の加入率は50代がピークだということです(平成30年度生命保険に関する全国実態調査・民保の特定の機能を持つ生命保険や特約の加入状況・参照)。
50代というと、一般的には子育てがひと段落し、定年を前に、老後ご自身の生活について立ち止まって考える時期でもあります。実際に、親御さんの介護が始まるのも50代くらいが多いと推定されます。
そのような環境の変化から、50代が介護保険(特約)の加入のピークであると推測されます。
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比較・検討のポイント
これまで、民間の生命保険会社による介護保険(特約)