2020年6月24日 20:00
合同会社設立には何が必要?設立にかかる費用・期間・手順etc.をわかりやすく解説
合同会社と株式会社の違い
合同会社と株式会社の違いは、「所有」と「経営」が分離されているかという点にあります。
つまり、株式会社では出資者(株主)が会社の所有者であり、経営者は出資者(株主)から会社の経営を任された人とされています。株式会社は所有と経営が分離されていて、株式会社の経営者は、株主の意向に沿って経営を行う必要があります。
一方、合同会社は出資者がそのまま経営者となり、出資者と経営者は同じ人になります。したがって、合同会社では出資者だけで経営方針や利益配分を決めることができるので、自由度が高い会社経営ができることになります。
合同会社の作り方・設立手続きの方法や流れ
それでは、合同会社の設立手順について見ていきましょう。(1)合同会社の設立方法・手順
作成しなければならない書類や一部の手順が異なりますが、「株式会社」も「合同会社」もおおまかな流れは同じです。
会社の基本的事項を決める定款の作成定款の認証(株式会社のみ、合同会社は不要)資本金の払い込み登記申請書類の作成登記申請会社設立後の各種行政などへの手続き①会社の基本的事項を決める
会社名(商号)や本店所在地、事業目的、資本金額など会社の根幹となる基本的な事項を決めます。