生命保険料の平均相場をFPが徹底調査!年代・年収etc.データ別に見る保険料の適正額とは?
子どもの有無で備えるべきリスクが異なる
子どもの有無によって、備えるべきリスクは異なります。子どもがいる世帯は、世帯主が亡くなったときなどに備えて、残された配偶者と子どもの生活を保障したいと考える人が多い一方で、子どもがいない世帯にそのような補償は不要です。
そのため、夫婦のみ(40歳未満)の年間平均払込保険料が最も少なくなります。また、末子が高校・短大・大学生のときに最も教育費がかかるため、備える補償額も一番大きくなります。
高齢夫婦の場合の月額平均保険料
高齢夫婦(60歳以上)の場合は、仕事の有無で変わってきます。仕事がある高齢夫婦世帯の年間平均払込保険料は32万円(月額約2.7万円)であり、仕事がない世帯は25.6万円(月額約2.1万円)です。
仕事がある場合は、ない場合と比べて収入に余裕があるため、保険料の支出も大きくなると解釈できます。
高齢夫婦には今までのストックがあるケースが多い
高齢夫婦の場合は、今まで貯蓄型の保険に加入してきているケースもあります。
その場合は、いざというときの備えがすでに完成しているため、60歳以降に大きな保険料を支払う必要はありません。
大きなリスクに対する準備は整っているため、夫婦のみ(40歳以上)