【初心者向け】IPO投資とは?仕組み&知っておきたいリスクを専門家が詳しく解説!
一方で、デメリットやリスクもあります。ここではIPO投資のリスクとデメリットについて紹介していきます。
IPO投資のリスク
リスク①公募価格割れリスクはある
確かにIPOは初値>公募価格となる確率は高いです。ここ5年間では約9割の高確率で、初値で売却すれば大きな利益を上げることができています。
しかしこれは、残りの約1割は公募価格割れ=初値で売ると損するということでもあります。公募価格割れのリスクはどうしてもありますので、リスクとしてしっかり把握しましょう。
公募価格割れリスクの低いIPO銘柄は、①業種全体・企業の成長性が期待できる、②ジャスダックorマザーズに上場する、③銘柄の知名度、などを勘案し見極めるのがおすすめです。
リスク②上場後すぐは乱高下することも
IPO銘柄は、上場当初は株価の変動が非常に大きく、乱高下する場合があります。
例えば、2020年6月30日に上場したグッドパッチの株価は、上場して2週間程度ですが、日々5%~10%前後の上げ下げを繰り返しています。
このようにIPO銘柄は上場後の値動きが激しく、予想しにくいというリスクは把握しておきましょう。
IPO投資のデメリット
デメリット①当選確率は非常に低い
短期間で大きなリターンを得られる確率の高いIPO投資は非常に人気です。