労災保険の特別加入制度とは?要件・手続き方法etc.知っておきたい基礎知識まとめ
が大半を占めます。
一人親方等とは(対象業種)
一人親方等とは、労働者を使用しないで下記の事業を行う①一人親方、②自営業者、③その事業に従事する人をいいます。
- 自動車による旅客・貨物運送(個人タクシー業者や個人貨物運送業者など)
- 建設の事業(大工、左官、とび職人など)
- 漁船による水産動植物の採捕の事業
- 林業の事業
- 医薬品の配置販売
- 再生利用目的の廃棄物などの収集
- 船員法第1条に規定する船員が行う事業
特別加入の要件
一人親方等が特別加入するための要件は下記のとおりです。
- 一人親方等の団体(特別加入団体)の構成員であること
特別加入団体を事業主、一人親方等を労働者とみなして労災保険を適用します。
特定作業従事者
特定作業従事者は約11万人で、特定農作業従事者が約7万人、指定農業機械作業従事者が約3万人で大半を占めます。
特定作業従事者とは
特定作業従事者とは、下記のいずれかに該当する人です。
- 特定農作業従事者
- 指定農業機械作業従事者
- 国・地方公共団体が実施する訓練従事者(職場適応訓練従事者など)
- 家内労働者およびその補助者
- 労働組合等の常勤役員
- 介護作業従事者および家事支援従事者
上記区分に該当するかどうかは、区分ごとに詳細な条件が定められています。