2020年8月21日 14:00
債券の5つのリスクとは?投資を始める前に押さえておきたい基礎知識を専門家が解説
や倒産すると、債券に投資したお金が返ってこなくなってしまうからです。ですから、債務不履行しない国や、倒産しないような会社に投資する必要があります。
そのため、債券投資をする場合は格付けをチェックすることが大切です。BBB格以上なら「投資適格債」、BB格以下なら「投資不適格債」と判断されます。BB格債以下の方が利回りは高くなりますが、その分リスクも高くなるのです。
機関投資家などプロの投資家も格付けを必ずチェックして債券投資しているので、必ず格付けを確認するようにしましょう。
債券のリスクを避けるためには、債券ファンド(投資信託)を長期で保有する
債券ファンドとは
投資信託(ファンド)とは、多数の投資家から資金を集め、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家が投資家の代わりとなって、株式や債券、不動産などさまざまなアセット(資産)に投資する金融商品です。
そして債券ファンドとは、その投資対象が主に債券であるファンドのことをいいます。
債券ファンドへの投資でリスクを分散
債券ファンドに投資すれば、リスクを分散できます。なぜなら、投資信託はさまざまな種類の債券に投資するからです。
一つの債券だけに投資すると、発行体が倒産してデフォルトになった場合、大きな損害を被ります。