FXの「損切り」の重要性とは?損切りする意味&ベストタイミングを専門家が解説!
確かに損切りをせずに保有し続けていれば、いつかレートが戻って損失が少なくなるかもしれませんし、利益を上げられるかもしれません。しかし、レートが戻る保証はありません。
また、そもそもとして損失切りを考えている時点で、エントリータイミングや取引額、売買ポジションなどが間違っていた可能性があります。その点、損切りをすればまた仕切り直して取引をすることができるのです。
このように今以上の損失を防ぎ、その時点では間違えた可能性のある取引を決済して、仕切り直せる点が損切りの1つ目の意味・メリットです。
投資資金の確保・機会損失を防ぐ
投資資金には限りがあります。損切りをせずにずっとそのポジションに固執していると、ほかによりよい投資チャンスがあったとしても、「資金がなくて投資ができない」もしくは「自信があるのに少ない投資金額で取引するしかない」という状況に追い込まれてしまうかもしれません。損切りをすれば、動かせる資金をより多く確保することができ、より大きなチャンスに備えることができます。
このように損切りには「投資資金の確保」ひいては「機会損失を防ぐ」という意味・メリットもあるのです。
損切りを受け入れる必要性を考える
意味・メリットがあるとはいえ、「損切り」